清水先生と田坂先生の対話「地球時代の科学と生命(いのち)」

行きたかったけれど行けなかったお二人の対話。
ダライラマ14世の来日のプレイベント第一回として開かれた「地球時代の科学と生命(いのち)」

いろいろとウェブで感想などあげてくださっている方々がいらっしゃるので、リンクをまとめておきます。
(予想通りたくさんの方がブログをアップしています。参加できなかったけれど、少しだけでも臨場感を味わえる、良い時代です。GoogleアラートとTwitterで情報を集めました。)

会場はこちらでした。
私に場の研究所を教えてくださった先輩が、入り口の写真を撮っておられました。

時系列に見つけた順にリンクを並べておきます。

日笑さんのブログ
藤沢久美さんのTwitterポスト
多読書ブロガー石井さんのブログ
つなぶちようじさんのブログ その1 その2
いろは堂西潟さんのブログ

どういうバックグラウンドの方がどんな風に感じ、どのようなアウトプットになったのか。
非常に深く考察されている方もいて、そういうものが読めるということが本当にうれしいです。
いろいろな視点からのアウトプットを見て、無い頭でどのようなインプットがあったのかを想像するしかありませんが、実際にその場で聴いていたらもっと違ったポイントで感じるものがきっとあっただろうな、と思うと残念でもあります。

少なくともこれらの方々が当日は同じ場(空間)に存在し、場に対してはたらきかける力を持っていた(清水先生の言うところの劇場の観客として)ということに、なにかしらエネルギーを感じずにはいられません。
そういうのを縁というのかもしれません。

前から勉強していた、場の研究所の公開されている限りの音声は聴きました。
何度も繰り返し聴いているものもありますが、どれもこれも深く考えさせられます。
2008年以降はYoutubeで一部のみとなってしまって残念な限りです。

仏教的な思想については、以前から少し勉強する必要があると思っていますが、これらのレビューを読んでさらにその思いが強まった感じです。

今は、五木寛之さんの書いた私訳歎異抄をまず読んでいます。
(これは場の研究所の中で清水先生が歎異抄をおすすめしてたことと、そのとき読んでいた五木寛之さんの「天命」という本の中で同時期に出てきたことで、運命的に読まねばと思ったので買った本なのですが、仏教思想の中では避けて通れないものなのですね。)

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さて、これを機会にダライ・ラマ法王14世についても知ろうと、文庫版の自伝を読んでいます。

ダライ・ラマ自伝 (文春文庫)
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まだ読んでる途中ですが、わずか15才にして中国の侵攻による必要性から、一国の政治的、宗教的指導者として政権を引き継がざるを得なかった状況というのは本当に想像を絶します。
ダライ・ラマ来日の本イベントには、もう一人の先輩が参加されるそうなので、感想が聴けるのを楽しみにしています。

私が関西に戻ってきて離れてしまった東京の二人の先輩ですが、昔一緒にアルビン・トフラー氏の講演を聴きに行ったことが懐かしく思い出されます。弱い紐帯という概念がピッタリ来るような関係なのかもしれません。

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覚悟

ポッドキャスト 学問ノススメ

五木寛之さんの回(「人間の覚悟」を踏まえて)を聴いてメモ。


自己紹介

今年で喜寿、石原慎太郎と生誕月日が全く同じ。

ホモ・モーベンス(絶えず動き回らないと気がすまない人種)タイプである。

「君子の交わりは水の如し」
(細く長くの付き合いを心がけている、意識的に遠ざかっている)

人生において下山はハーベストタイム(収穫のとき)である。

ヒントは出すが指図はしない主義である。


覚悟とは

覚悟=あきらめる

あきらめる=明らかに究める、が語源。

サブプライムローンによる世界恐慌について識者の意見は、回復に3年〜5年となっている、これは明らかに究めている、とは言えない。半世紀はかかると見ている。

ルネッサンスのヒューマニズムの崩壊という大きな大変革期である。

人心が変わる、そういった場面では、物書きは炭坑のカナリヤと同じく、敏感である。

大きな変わり目であると感じている。


覚悟の仕方

  • 状況判断としてはもっとも厳しく見る。
  • 行動においては楽観的に。

「口笛を吹きながら夜を行け」

夜であることはしっかり判断(明らかに究め)し、口笛を吹きながら歩いて行く。

登山で言えば、文明が下りに差し掛かっている。

では下山をどのように過ごすか。

戦後〜高度成長期は躁の時代であった。

バブルの崩壊を皮切りにdepressionが始まり、鬱の時代である。

これは50年ぐらい続くであろう。

鬱の時代をどのように歩くのか、が大事である。

下山の時代を生きて行く覚悟。

宗教は sick mind が求めるものだ。


他力

ヨットは風で動く。

風がないと、帆を張っても走らない。

しかし、風が吹くことを期待して、いつも動けるよう待機しないと動かない。

金融工学の失敗は人間の力ですべてコントロールできると見ていたところにある。


ちょっと感想

いい話がたくさん聴けた。これが無料なのだからすごい。
お気楽な時代を生きて来たからか、なかなかこれからの世の中どう生きて行くかを子供に教えて行くのは難しそうに感じる。課題は山積みだけど、こればっかりは投げ出す訳にはいかないので、子供に教える前に、まずは自分なりに覚悟の仕方を考えていかねばならない。自分が子供のときと比べると環境が違いすぎる。難しい世の中だが、子供は幸せにしてやりたい。

これだけいろいろ話を聴ければ、もはや本のほうは買わなくてもよさそう。
覚悟の本はいっぱいあるので、金本のほうでも読んでみようか。

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