今日もつれづれと書いてみる。
頭で考えてることを書き出すと、後で推敲しないとまとまりがなくなる、というのが昨日書いてみてわかったこと。
とは言え、時間の短縮にはいい感じなので、同じスタイルで書いてみようかと思う。
最近の出来事。
ここのところ、通勤時間のうち10分弱を読書に当てている。
乗り継ぎが何度もあるので、座れる時間がそれだけ、ということなんだけれど。
前に読んでいたのが、うつ病の脳科学、という本。
臨床で進歩してきた精神科の医学に関しても、検体を使った研究ができないのでなかなか行き詰まっているということ。
そこで、筆者が提唱しているのが、脳バンク。
脳を切り取って実験に使うことができれば、脳のどの機能が病因となっているかがわかるという。
現状の社会的な背景なども考えると、脳を研究のために提供するということは難しいそうだ。
それは、自殺で得た脳を研究のために利用するということが難しいことが大きいとのこと。
過去に病気になって、その後回復し天寿を全うしたような脳の状況であったとしても、今後の精神医療の進歩につながるのであれば、個人的にはぜひ協力したいと思うところではある。
それは、このような苦しみを味わうということが正しいことではないように、今でも感じるからかもしれない。
他の人には味わって欲しくはない。
視点を変えれば、こういう経験で得たものがあり、成長ができたのかもしれない、ということを差し置いても、このような病気には「なるべきでない」と思うからなのだろう。
これからどういうステップを踏んで、脳バンクというものが実際に始まるのかはわからないが、人類の中で苦しみがひとつでも減っていくというのであればそれは喜ばしいことであり、その時には是非提供の意思表示をしたいと思う。
とはいえ、今臓器提供のなにかをしているか、というとそうではない。
自分がたまたま病気にかかったから、脳バンクには賛成だが、臓器提供には関心を示さない、というのもおかしな話だ。
もう少しいろいろと考える必要があるな、もういい大人なのだから。
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