いつも聴いている学問ノススメポッドキャスト(ラジオ版 学問ノススメ Special Edition)の鈴木光司さん(リングの人)の回で、優しさは生来持ち合わせている(と考えられる)が、勇気については生来持ち合わせているものではなく、人生を歩んでいく中で、獲得していくしかない、という話が出てくる。
本編はここから再生可能。(ポッドキャストのホームページはこちら、この番組、その他も面白いコンテンツがたくさんでとってもお気に入り)
この話、3回くらい聞いたのだけれど(というのは、鈴木光司さんは結構パパしている人で、私も会員(正会員でなく登録会員だけど)になっている「おやじ日本」がNPO法人化されたときの記念大会でパネリストなどもやっているので好感があった)、日々生活する中でこの「勇気」があったら、という場面に遭遇することが非常に多い。
ポッドキャストの中の話題は戦時中の特攻隊など、理不尽な空気感の中に置かれた人達の立場でもって、勇気について語られているが、日本の企業において年功序列と実力主義が中途半端に合い重なり、複雑な空気の上で微妙な優しさを持っていれば持っているほど、とてもとても「勇気」を振りかざす必要が”ありそうな”状況に陥るように感じる。
勇気を持って実行に移せるようにするには、どうすればよいのか。
失敗を恐れず、まずやってみる、というトライアンドエラーを習慣化させるしかないように思う。
ただし、言うは易く行なうは難しでとっても難しい。
マインドセットとしては、判断する前の「未来への恐怖の思考」と判断した後の「過去への後悔の思考」をなるべく封じ込める、結局のところ「今だけに集中」という考え方に辿り着くように思う。
「今ここ」に集中するという発想は、日に日に自分の中で強くなっていっている気がする。
自分の人生何年あるか分からないけれど、少しずつ在るべき方向に、自然体へと生き方・考え方を近づけていきたい。
ホントにやりたいことが例え見つからなくとも、自分を磨いていくことは出来るのだとなんとなく想う。
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